マンガへの道は作品を誰かに見てもらうところから始まる!


「もっと上手くなってから」では一生あなたの作品は完成しない

④自分なりに作品を描いて、賞などに応募する

⑤自分の描いた作品を、出版社やメディアに採用されるまで何度も持ち込む

⑥WEB投稿や同人誌制作で編集者に見つけてもらう

 

 

もしあなたが漫画家を目指しているならば

とにかくあなたの作品を誰かに見てもらうことです。

漫画賞に応募、出版社に持ち込み、Webに投稿、

コミケやコミティアで同人誌…

今の時代は方法はいくらでもあります。ただし。

 

それには作品を描き上げておくという必要があります。

 

マンガが初めてでも、下手くそでもいい。

そんなこと気にしなくてもいい。

とにかくまず描き切って、それがある程度マンガとして

成立しているものなら勇気をもって誰かに見てもらうのです。

そしてどこかの編集者の目に留まるよう努力することです。

ほとんどの場合、あなたの原稿は、

すでに活躍しているプロより劣っているでしょう。

でもそんなの当たり前です。

始めたばかりの初心者が、経験豊富なプロを超える事は

そうそうありません。

 

それでも、その時点での精一杯の気持ちと力量で作品を描き上げれば、

心ある編集者にならそれがちゃんと伝わり、真剣に見てくれるはずです。

それは編集者が新人に「プロに無いもの」を見ているからです。

 

新人にあってプロに無いものとは何か。

それは「伸びしろ」と「フレッシュな情熱」です。

だから何も気にすることはない。

あなたの今描きたいものを描いて、発表することです。

 

「進撃の巨人」という作品をご存知でしょうか。

諌山創さんの大ヒットマンガですが,

「進撃の巨人」の単行本の第一巻などを見ると、

デッサンの狂いや絵の粗さがかなり目立ちます。

諌山さんは少なくともデビュー当時は、絵の上手い作家とは言えません。

ご本人もインタビューなどで絵が下手だと認めています

(ご謙遜もあるでしょうが)。

 

彼のデビューにはこんな逸話があります。

デビュー前、読み切り作品の「進撃の巨人」の原稿を

いくつかの出版社に持ち込みをした諌山さんですが

ことごとく撃沈します。

ある大手のS社の少年Jの編集部では、

「2回持ち込みをしてボロクソに言われた」と語っています。

「絵をウチの雑誌に合わせろ」というようなことを言われたそうですが、

それは自分のやり方ではないと思ったそうです。

 

そして、ここでダメなら諦めようと、最後に電話をしたのが

講談社の少年マガジン編集部です。

その時にたまたま電話を取ったある新人編集者によって、

諌山さんの望みは繋がり

数年のアシスタントを経て「進撃の巨人」で、

月刊連載デビューすることになったと聞いています。

その後の大ヒットは皆さんご存知の通りです。

 

もし彼が「絵が上手くないから自分はダメだ」と思ったり

「もっと絵が上手くなってから作品を持ち込むべきだ」と

考えたりしていたら今の彼はなかったでしょう。

あの素晴らしい作品を僕らが読むことも叶わなかったかもしれません。

 

 

「マンガを描くということは、描きたいと思う本人が実際に描くこと」

基本的には、最初は自分なりに描いて、作品を描き上げればいいんです。

もっとも、それがマンガ初心者の最初のハードルでもあるのですが。 

 

次のコラムは「どうすればマンガは上手くなる」かについて伝えます

進撃の巨人/諌山創
参照:進撃の巨人/諌山創