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作画用の定規は図のようにエッジと言って、ヘリの片方が斜めに切れ込まれています。
このエッジは、作画の際にペンと定規と原稿用紙の間に隙間を作ることでペンのインクが定規を伝って原稿用紙に流れていかないようにするためのものです。
エッジの上下を間違えると逆効果なので注意して下さい。
*補足*
定規のエッジには、左図のような形のものもあります。
また、エッジのついていない定規でも1円玉をテープなどで貼り付けることで、エッジの代用にすることも出来ます。(一円玉を張り付けた側を下にして使う事で、エッジと同じように隙間を作ることができる)
エッジを確認したら、実際に定規を使ってつけペンで線を引いてみましょう。
ペン先の側面を定規にしっかり当てて、まずは均一な間隔と均一な太さで平行線を引いてみて下さい。
ちゃんと上手く引けるまで練習してみてください。
均一の太さの平行線が描けるようになったら、抜きを使って平行線を引いてみてください。
これがいわゆる「スピード線」という効果線です。
慣れていない初心者や上手く描けない人は
力を抜き始める位置や抜き切る位置のラインに鉛筆腺でアタリを付けておいて作画をしてみてください。
慣れてきたら、いろんなスピード線を描いてみましょう。
線の間隔や抜きの位置などをランダムにすると、表情のあるスピード線が描けます。
自分でもいろいろ工夫してみましょう。
*注*
せっかく定規を使って抜き線を描いても、線がこんなふうにヨレてしまうときがあります。これは線を抜くときにペン先が定規から離れてしまっているからです。
ペンは原稿から離れるまで、確実に定規に触れているように注意しましょう。
スピード線がある程度描けるようになったら、その応用でもある集中線に挑戦です!
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