マンガスクール☆はまのマンガ倶楽部は、横浜にある完全オンラインのマンガ専門教室(スクール)です。
描く前にあらかじめ、中心の位置と抜きの位置を、鉛筆線で
アタリを入れてください。
アタリを入れたらつけペンで、定規を使って中心点を外さないように注意しながら、原稿用紙を回しながら抜き線を入れていって下さい。
定規の方はあまり動かさず、ペンを引く動作はほぼ一定で
「原稿の方を回しながら、線が一周するよう」にします。
*注*このとき注意して欲しいのは、ペンで定規で線を引く場合には、目標(この場合は中心の位置)から若干のズレを生じるという事です。
左図を見て下さい。鉛筆(シャープペンシル)の場合はエッジはペンのときと逆で、描線はほぼピッタリ狙い通り(✖方向)に引くことが出来ます。しかしペンの場合は、ペン先が定規から(✖方向から)少しずれてしまう事がわかりますね?
この誤差を頭に入れて線を引かないと、各々の線が中心からズレてしまい、ガクガクした悲惨な集中線になる場合があるので、気をつけて下さい。
ベタフラ(ベタフラッシュ)は集中線の応用です。
まず中心点、そして線の引き始めと抜きの部分に
同心円状に2重丸のアタリを鉛筆線で描いておきます。
そしてペンにインクを多めにつけ、線の引き始めに強く筆圧をかけ、一気に線を抜きます。それを繰り返して集中線を引くことで、線の引き始めの太い部分どうしがくっつくような感じになり、ベタフラとなります。
引き始めを太く描かなくてはならないため、インクを少々多めにつける感じになり、そのためインクのボテモレの危険が増します。
作業中は定規にこびり付く余分なインクをこまめに紙ナプキンなどで拭き取ることを勧めます。
集中線の応用には、キャラクターのモノローグなどに使われる。「ウニフラッシュ」というものもあります。
鉛筆腺でアタリを付けて作画するというやり方は同じです。
こういったものも練習してみてください。
次はベタ、ホワイトの入れ方について説明します。
ここで公開しているマンガ技法は全て
漫画スクール☆はまのマンガ倶楽部の作画実技コースで講義しています。
はまのマンガ倶楽部で、もっといろんなマンガ技法を学んでみませんか?
あなたのいる場所が
そのまま教室
完全オンラインの
漫画スクール☆はまのマンガ倶楽部
hamano.manga.club@gmail.com